その訳は…?

こんにちは!PASEO店武田です。
先日伝統技法で手拭いを染めていらっしゃるという職人さんにお会いしました。
柿渋で染めて丈夫にした和紙を切って型紙を作っているのだそうです。
ハンカチ代わりや半衿にしたりと色々楽しめるので、
何か良い柄は無いかと選んでいたところ、職人さんに聞かれました。
「なんで手拭いの端っこは切りっぱなしになっているか知ってますか?」
そういえば、ハンカチや風呂敷はふちを縫っているのに、何故手拭いはそのままなのでしょうか?
知らないです!と、興味津々で教えて頂きました。
「昔は一反10メートルくらいの長さの生地を、棒に巻かれた状態で売っていたんです。
それを自由に使いやすい長さで使えるように、
二尺・三尺とお客さんの好きな長さに切り売りしていたんですよ。
そしていつでも懐に忍ばせて、鼻緒が切れたら裂いて結び、
怪我をしたら包帯代わりに裂いて巻いて使っていたそうです。
端はほつれてくるけれど、1センチもほどければ自然に止まるので、そのまま使うものなんです。
それが手拭いなんですよ。
だから私達職人は、端を縫ったのは手拭いとは言わないんです。」
…との事。
自由に使える為の切りっぱなしなんですね。
成る程!!昔の人は風呂敷や手拭いをなんて自由自在に使っていたのだろう。
と、感心してしまいました。
さて、職人さん作ではないけれど、当店にも新柄の手拭いが入荷致しました!
ちゃんと端っこは切りっぱなしの「手拭い」です♪
夏柄も登場しましたので、是非ご覧下さい!
手拭い 〈くろちく〉
各735円
